小学生・中学生の人気の習い事といえば、バレエ。発表会やコンクールは、子どもにとっての大きな晴れ舞台ですよね。バレエと産毛の関係について、みさきクラシックバレエで教師を努めている、浅見良恵先生にお話を伺いました。
成長途中である子どものホルモンバランスは、大人と異なります。男の子も女の子も、黒い産毛が全身に生えて、目立つ時期があります。ただし、それは一時的なもの。7、8歳になればホルモンバランスが落ち着き、だんだんと濃い産毛が目立たなくなっていきます(個人差があります)。
女の子であれば、自分の毛について悩むのは誰しもが通る道でしょう。思春期の女の子の場合、たとえ濃くなかったとしても、どうしても気になってしまうものです。友達が毛の濃さについて悩んでいると、それを見て「自分は大丈夫かな…?」と不安になります。「○○ちゃんより自分の方が本当は濃い気がする」「小さい時にからかわれた」など、ちょっとしたきっかけで、毛の悩みは生まれます。男まさりにふるまっている女の子でも、口には出さなくても、実は悩んでいることが多いです。
ムダ毛や産毛のせいで、「実は濃いと思われているんじゃないか」「見られたらどうしよう」と自信がなくなると、人前に出たり、誰かと一緒の場で着替えるのが憂鬱になってしまうことも。
「子どもの産毛は意外と目立ちます」 と浅見さん。子どもの頃のバレエの姿は、舞台写真やポーズ写真を撮って記念に買う人が多いですよね。また、舞台の映像のDVDを買う人も多くいます。
浅見さんによると、「子どもの産毛はふわふわしているために舞台の強い光に当たって光り、写真やDVDにしっかり映ってしまう」とのことです。
みさきクラシックバレエ教師の浅見さんが特に推奨していたのは、襟足の産毛のシェービング。バレエは首のラインがとても重要なため、襟足がきれいだと後ろ姿や横顔もとてもきれいに見えるそうです。
浅見さんは小さい頃から、バレエの発表会の前はお顔剃りをしていたそうです。バレエのメイクはとても厚塗りで、強い照明が当たるために汗をかいてくずれやすいのだと言います。お顔そりをすると、子どもでもわかるくらいにつるんとした感じになり、メイクも崩れにくかったそうです。
また子どものバレエのメイクは、プロのメイクアップアーティストや、バレエの先生にやってもらうことが多いですが、「眉毛がぼさぼさだと眉が書きにくいことがあります」、と浅見さん。メイクをする側になっても、お顔そりをしているのとしていないのでは、メイクのしやすさが大きく異なるそうです。ある程度の年齢を超えると自分でメイクをすることも多くなるそうですが、やはり事前にお顔そりをしているとファンデーションのノリが違うようです。
子供の肌は、大人の肌よりもずっと敏感です。子供の肌の表面の角層と表皮は、大人のものよりもずっと薄いため、肌の保水力が弱くなっているからです。刺激から守るバリア機能を担う肌表面の水分が保てないために、刺激を受けるとカサカサと乾燥したり、赤くなったりしてしまうのです。そんな子供の肌にカミソリを当ててしまうと、ダメージを受け、ヒリヒリとして赤くなってしまいます。大人の肌に対してであれば多少は問題のない行動でも、子供の皮膚にとっては大ダメージに…。また、眉毛の自己処理を失敗してしまうと、当日とても残念な眉毛になってしまう恐れもあります。
そこでおすすめしたいのが、「ガールズシェービング」という、理容室でお子さんの産毛そりをしているコース。このコースは、主に地元密着型の床屋さんで取り扱っている場合が多く、お値段は子どもの年齢によって異なります。どの床屋さんも子どものシェービングはとても丁寧にケアしてくれるので安心です。
「産毛を剃ると毛が濃くなる?」と気にされる方も多いかもしれません。しかし、これは真っ赤な嘘!プロの手でシェービングしてもらえば、断面が目立たないように剃ってくれるため、つるつるのお肌が長持ちします。ぜひ、お子さんの産毛をキレイにしてあげてください。
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<お話を伺った方>
みさきクラシックバレエ 教師 浅見良恵さん