
夏といえば海!海水浴、潮干狩り、夏フェスなど、海に出る機会も増えます。「日焼けは勲章!」と放置するのもアリですが、現実は、シミへの貯金が着々と増えていっています。かしこくUV対策して、老化防止につなげましょう。
紫外線は人の体にとって害のあるもの。紫外線を浴びることによって、老化が起こったり、皮膚ガンにつながることもあります。日焼けは、赤くなる日焼けと黒くなる日焼けの二種類があります。
お肌が紫外線を浴びると、血管が拡張し、数時間後には肌が赤くなって熱を帯びます。これが赤くなる日焼けです。その後、メラノサイトという物質が分泌され、紫外線を体内に入らないようブロックします。このメラノサイトがメラニンとなり、肌を黒くするのです。これがもう一つの黒くなる日焼けです。
日焼けは軽傷のやけどであり、DNAへのダメージへとつながるので、体にとって良いものではありません。日焼けのダメージを最小限に防ぐには、食べ物に気をつけて、肌の状態を整えることが重要です。
日焼けを防ぐ栄養素としては、抗酸作用の強いビタミンC、ビタミンEや、リコピン、カロチンなどが良いといわれています。これらの成分をたくさん含む、お茶、トマト、ニンジン、サケ、オリーブオイルなどを、普段から積極的に食べると良いでしょう。
紫外線を体内に入れないような肌状態は、なんとスキンケアによって作ることができるのです。保湿のされた肌相手には、紫外線は分散され、体内に侵入しません。化粧水やボディークリームを使い、顔、首、腕、脚など、全身をしっかりと保湿をしましょう。
特に化粧水は、日焼け後のほてりにも効果があります。最近は、ドラックストアなどでボディ用の大容量化粧水も販売されているので、ケチらずにたっぷりつけるようにしましょう。
あまり知られていないのが、日焼け止めがお肌を乾燥させてしまうということ。特にウォータープルーフの強いものは、お肌の水分を奪ってしまいます。日焼け止めを塗る前には必ず保水・保湿し、なるべく保湿成分の入った日焼け止めを使いましょう。
紫外線は、どんな季節でも、どんな天気でも出ているもの。普段から日焼け予防を意識し、イベント当日も、帽子・サングラスなどで対策を怠らなければ、10年後も若々しい肌を保っていられるでしょう。
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