良いクレンジング剤の選び方

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敏感肌は常識!良いクレンジング剤の3つの条件とは

メイクを落とすクレンジングは、毎日欠かせないものですよね。しかし、クレンジング剤によっては、スキンケアのつもりが逆にお肌に負担をかけている、なんてことも。お肌に負担がかからないクレンジング剤の選び方について学んでいきましょう。

クレンジング剤に含まれる「界面活性剤」がお肌のうるおいを奪う!?

塗り重ねたメイクがお肌に悪い!ということは誰もが知っているでしょう。しかし、そのメイクを落とすクレンジングも、実は肌あれの原因トップ5に入るほどお肌に負担をかけてしまうものなのです。

クレンジング剤は、肌に塗ったメイクを浮かせる「油分」と浮かせたメイクを水で流すための「界面活性剤」でできています。界面活性剤とは本来混じり合わない水と油の性質を変え、溶け合わせてしまうもの。合成洗剤にも使われ、大量使用が環境破壊に繋がるのでは?と問題にもなった物質です。界面活性剤はメイク落としには必要不可欠なものですが、この作用が働きすぎると、メイクだけでなくお肌のうるおい成分まで一緒に溶かし、水と一緒に流してしまうのです。

 

大切な「お肌のバリア機能」とは

クレンジング剤の強弱は、界面活性剤の強弱で決まります。つまり良く落ちるメイク落としほど、界面活性剤が多く含まれており、その分お肌への負担も大きいということ。お肌には外部からの刺激や有害物質から体を守る「バリア機能」が備わっていますが、強いクレンジング剤は、この大切なお肌のバリア機能まで壊してしまうのです。バリア機能が損なわれると、敏感肌や乾燥肌の原因となったり、ニキビや吹き出物に悩まされたり、様々なお肌のトラブルが生じてきます。メイクをしっかり落としつつ、できるだけお肌に負担をかけないクレンジングを行うことが重要です。

 クレンジング

良いクレンジング剤の3つの条件

クレンジング剤にはいくつか種類がありますが、お肌に負担をかけないクレンジング剤を選ぶうえで大切なポイントが3つあります。

1 油分がほどほどである
まずは、油分が多すぎず少なすぎず、ほどほどであることが大切です。メイクを浮かせる役割を持つ油分ですが、少なすぎると洗浄力が落ちるためより多くの界面活性剤が必要になります。反対に油分が多すぎても、今度はその油分自体を落とすために多くの界面活性剤が必要になるのです。油分の少なすぎるリキッドタイプや、油分が多すぎるオイルタイプは避けた方が良いでしょう。
2 水分が多すぎない
やさしいイメージのあるミルクタイプや、泡で出てくるフォームタイプもあまりおすすめできません。実は、これらのクレンジング剤は油分が少なく水分が多すぎるため、メイクを浮かせにくくなります。それを補うために界面活性剤が多く含まれるものもあり、お肌にやさしいとは言えないのです。
3 肌への摩擦が少ない
最後のポイントは摩擦です。クレンジングの際にお肌をこすると、いっそう肌が傷んでしまいます。ふきとりタイプやシートタイプはもちろんですが、オイルやリキッド、ミルクタイプなど液状のものも、指と肌の間でクッションとなりにくいため、肌への摩擦が強くなります。摩擦を与えないためには、ある程度の硬さが必要なのです。

クリームタイプやジェルタイプがおすすめ。実際に使ってみて判断を

上の3つのポイントをふまえると、おすすめはクリームタイプや乳化ジェルタイプのクレンジング剤です。ほどよい油分を含んで混じりやすく、摩擦による負担も少ないため、バランスが良いといえます。

もちろん人それぞれお肌の悩みは違いますから、「クリームであればなんでもよい」というわけではありません。使いながら肌の状態をよく観察して、自分の肌に合っているか確かめながら使うことが大切です。

参考:よしき皮膚科クリニック銀座院長 吉木伸子(2011)『素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典』池田書店

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