
日々の生活で大切なメイク、ついつい厚塗りになっていませんか?濃いメイクはお肌の老化を早めるだけでなく、体にも悪影響をおよぼす可能性があります。
年を重ねるごとに気になるシミ、シワ、たるみは、コンシーラーやファンデーションで隠せるから、と安心していませんか?油断していると普段のスキンケアが不十分になってしまったり、化粧前と化粧後の顔でかなりの差ができてしまいます。クレンジングや洗顔で十分に落とせなかったお化粧が肌トラブルの原因にもなり、さらに皮膚の老化が進んでしまいます。
気合を入れてメイクをすると、つい夢中になりがち。化粧をしているときは納得しても、終わってからふと外で鏡を見てみると、厚化粧で変な顔になってしまっている時ありませんか?例えば、眉毛が短いからといって書き足していくと、眉毛が太くなりすぎたり。何度もファンデーションやチークを重ね塗りをして肌を作りこんでいくと、首との色が違っていたり…。
厚化粧は、見た目の印象も決して良いとは言えません。「気合が入りすぎていて引く」「清潔感がない」「化粧のニオイがキツい」という男性の声も。
厚化粧をすることによって皮膚で行われる肌呼吸を邪魔してしまいます。皮膚で行われている呼吸は微量ですが、血液と皮膚組織・細胞の間でガス交換が行われています。肌は水蒸気で皮膚を潤しながら息をしているため、厚化粧をすることで肌を乾燥させ、呼吸機能を低下させてしまいます。
わたしたちが当たり前のように使っているコスメには、有害物質が含まれていることも。ほとんどの口紅には「タール色素」の「赤色202号」というものが含まれています。赤色202号は、実は触れると皮膚炎を起こすほど有害な物質です。
一般的に、女性は一日に70mgの口紅を食べてしまっていると言われています。食事をするときや、皮膚を通して、いつのまにか体内に取り込んでしまっているのです。
近年は、発色が長持ちして落ちにくい口紅が出てきていますが、合成香料、防腐剤、合成色素、酸化防止剤などの合成化学物質をたっぷり含めている商品も多いです。
気がつかない間に厚化粧になってしまうのは、完璧なメイクを目指しすぎているからです。たとえば化粧をしていて、「少し左右でバランスが悪いな…」と感じ、その修正を繰り返すことで化粧がどんどん厚塗りになってしまいます。直した結果が、かえって不自然な色や形になってしまうことも。
厚化粧をしないようにするために大切なことは、あまり完璧を求めないことです。色・形・質感を全て左右対称に仕上げることはとても難しく、プロの技です。そのため、普段のメイクでは左右対称の理想型を目指しつつも、あまり追求しすぎないことが大切です。
厚化粧になってしまっている方は、もう一塗りしようと思ったときに、「これは塗り足すほど不自然なのか」と一度立ち止まって考えましょう。「この程度で今日はやめておこう」と思うことで、厚塗りになりすぎず、自然なメイクで肌への負担を最小限に抑えることができます。
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