どうにかして消したい！手の甲のシミを目立たなくする方法

年齢を重ねるごとに、手のシミに悩まされるようになった人も多いはず。特に手の甲に出来たシミは、何かと目立ってしまいますよね。そこで今回は、手の甲に出来るシミの原因と、その対策をお伝えします。

シミの原因は、紫外線から身を守るために作られるメラニン色素

シミが出来る原因は、もちろん紫外線。皮膚の表皮に紫外線が当たると、皮膚が細胞を紫外線から守るため、メラノサイトを刺激してメラニン色素を作り出します。紫外線を浴び続けると、細胞が活性化しすぎてメラニン色素が大量につくられ、シミが出来てしまうのです。また、紫外線によって手の傷が内部で炎症を起こし、シミとなることも。

手の甲は一年中紫外線にさらされている部分

手は一年中紫外線を浴びるパーツですが、顔と違って紫外線対策をきちんとしている人は少ないです。真夏以外はほとんど日焼け止めを塗らない、という人も多いでしょう。しかし、運転や外での作業などで、手の甲は毎日紫外線によるダメージを受けています。ケアをしないと、簡単にシミが出来てしまいます。

手の甲は一年中紫外線にさらされている部分

予防策１：紫外線のデイリーケアには、UV効果のあるハンドクリームを

普段のデイリーケアに便利なのは、UV効果のあるハンドクリーム。いつも使っているハンドクリームを、UVカット効果のあるものに変えてみましょう。日常生活ならば、SPF20程度のものであれば十分です。手を洗ったあとや、乾燥を感じた時にささっと塗るだけで、紫外線と乾燥両方から手の甲を守ることが出来ます。

予防策２：長時間の運転や外作業には、UV手袋を使って

長時間手を日光にさらす時には、UV手袋の使用がおすすめです。外に出るたびにUV手袋を使うのは面倒くさいですが、洗濯物を干す時や長時間の運転をする時は、しっかり手の甲を守りましょう。UV手袋は、夏になるとPLAZAなどの雑貨店に並びますし、通販でも購入できます。自宅用であれば、100円ショップのものでも十分です。

解決策１：出来てしまったシミには、顔と同様に美白ケアを

既に出来てしまったシミには、顔と同様に美白ケアをしましょう。ふき取り化粧水で古い角質を落とし、顔に使っている美白美容液でポイント美白するのが有効。手を洗うと落ちてしまうので、寝る前につけるのが良いです。

美白美容液は含まれる有効成分によって効果が違います。宣伝文句を見て悩んでしまう人は、有効成分をチェックしてから選ぶようにしましょう。

【美白に効く有効成分ベスト3】
ハイドロキノン: 最強の美白作用を持ち、メラノサイトそのものを破壊します。効果が高い分、かぶれなどのトラブルも多いので、医師の指導下で使うのが望ましいです。
ビタミンC誘導体: シミだけでなく、毛穴の縮小やニキビにも効果があります。化粧品によって濃度が異なります。
アルブチン: プチプラ美容液にも含まれるアルブチンは、ハイドロキノンよりも効果は劣りますが、刺激も少なく安心して使えます。

解決策２：気になる手の甲のシミには、サロンのシェービングが有効

解決策２：気になる手の甲のシミには、サロンのシェービングが有効手の甲のシミに悩みを持つ方におすすめなのが、手のシェービングによる角質ケア。プロのカミソリを使ったシェービングは、肌表面に蓄積された古い角質を落とすことができます。それにより、ターンオーバーが活性化し、紫外線でダメージを受けた肌を生まれ変わりやすくさせます。