
自分で毛を抜くには、様々な方法があります。でも自分に合う方法を選ばないと、美しいツルツル肌とは程遠い、ブサイク肌になってしまうかも。それぞれの方法の長所と短所をご紹介します。
毛抜きを使って一本ずつ毛を抜く方法は、手間もかかるうえ、トラブルも多く見られます。わきをずっと毛抜きで抜いていると、皮膚は硬くなり、ポツポツになることも。毛抜きを使うことにより、毛穴に傷ができてしまいます。また、次に生えてきた毛が肌の中に潜ったままになってしまう「埋没毛」の原因にもなります。時には、できた傷の跡がシミになってしまう事も。
家庭用の脱毛機は皮膚を温めたり、周りの皮膚を押さえたりしながら抜くような構造になっているので、肌への負担は少ないようです。しかし、抜毛により毛根が引きちぎられてしまうのは他の方法と変わらないので、トラブルを引き起こすことがあります。ネット広告などで「永久脱毛ができる」とうたっているものもあるようですが、決してそのようなことはありません。間違った情報に注意する必要があります。
テープを皮膚に貼り、はがすと同時に毛を抜く方法は、一度に沢山抜けるというメリットはあるものの、そのぶんトラブルも多くなります。ニキビのように膿んでしまったり、シミになることもあります。また、テープをはがす際に、肌の角質も一緒に剥ぎとってしまうため、皮膚の表面を傷めてしまいます。肌の弱い人は控えた方がよさそうです。
残念ながら、まったく肌に負担がかからない除毛方法はありません。毛をとり除くときは、必ず肌は傷つくので、肌に良い除毛法はありません。ですが、「毛を剃る」よりも「毛を抜く」行為の方が、皮膚に大きな負担がかかります。「どうしても一人で毛を処理しつつお肌を守りたい」という人は、カミソリを使って剃るのがベターな方法でしょう。
手軽な反面肌を傷める可能性が大きいセルフ脱毛。自分の肌と合う方法でおこない、リスクをなるべく回避したいですね。