シェービングでシミが薄くなる理由

いつものメイク中、顔にシミを発見するととてもショックですよね。どうにかしてシミを薄くしたいとき、対策をとるにしても化粧品などコスメを変えるだけではありませんか？実はお顔剃りはムダ毛を除去するだけでなく、シミを薄くする効果もあるのです。

気になるシミ、その原因は紫外線や生活習慣

ほとんどのシミの場合、原因は紫外線です。太陽の光の中には紫外線が含まれており、日焼けの原因になることはご存じですよね。皮膚には表皮（表面の皮）と真皮（表皮のさらに奥）の層があります。表皮だけに紫外線があたった場合、黒く日焼けをすることに。しかし、長時間紫外線に当たると、表皮を越えて真皮まで紫外線を浴びることになります。真皮にまで到達してしまうと、そこがシミになってしまうのです。

一日浴びた量だけが問題ではなく、皮膚に蓄積されていくのもシミの怖いところ。紫外線を受けることにより肌の老化が促進されて、気づいたときにはもう手遅れに。また、深夜まで起きていたり、暴飲暴食をしたりするとニキビができやすくなるもの。ニキビやニキビ跡は表皮が薄くなっています。弱っている表皮に紫外線があたると真皮まで届きやすくなるため、そのままシミになる可能性が高いのです。

少しでも早くシミを薄くする鍵は「お肌のターンオーバー」

シミは身体にできた傷のようにケアをしたからといってすぐに消えるというものではありません。シミを消すヒントはお肌のターンオーバー。ターンオーバーとは簡単に言うと新陳代謝のこと。皮膚や細胞が一定の期間で生まれ変わることを指します。健康的な肌は、通常約１ヵ月でターンオーバーが行われます。紫外線を受けた細胞が肌の表面へと押し上げられていくことで、紫外線にダメージを受けた肌も徐々に生まれ変わっていき、元通りのきれいな肌に戻るという仕組みです。
しかし、「思わず耳を塞ぎたくなるターンオーバーの話：40代のスピードは若い頃の1/2に」にもあるように、年を重ねるとターンオーバーの周期が乱れます。また。加齢だけでなく、不摂生や睡眠不足などもターンオーバーの乱れを招く原因に。ターンオーバーが乱れると、肌表面に古い角質が溜まるようになるので、化粧水などの浸透も悪くなり、乾燥しやすいゴワゴワ肌に。さらに乾燥した肌は紫外線のダメージを受けやすくなり、真皮まで紫外線が入り込むことによってシミが出来やすくなってしまいます。

ですから、シミを改善するカギはターンオーバーを活性化させることにあるのです。

シミ改善！自宅でセルフシェービングをしてみよう

ピーリングなどで日常的に角質をしている人も多いですよね。角質ケアにおすすめなのが、肌表面の産毛と一緒に、古い角質を一掃してくれるお顔のシェービング。自分でも手順さえ守れば気軽に剃ることができます。シェービングは外に出て紫外線を浴びる前や、肌にメイクを重ねる前などを避けて、時間がゆっくり取れる時に、鏡を見ながら肌を傷つけることのないように、ていねいに行いましょう。

使用するカミソリはI字がおすすめです。顔は凹凸が多いので、T字カミソリだと剃り残しができてしまったり、肌を傷つけてしまうことも。剃る時には、洗顔フォームやせっけんだと、剃った後の肌が乾燥しやすくなるので、専用のシェービングクリームや乳液などでお肌を保護しながら剃りましょう。

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皮膚が薄い部分や剃りにくい場所はプロにお任せ

セルフシェービングでは、凹凸が多い小鼻の周りなど、剃りにくいところも多いですよね。不器用さんや、剃り残しが気になる人は、シェービングのプロにお任せしてみましょう。プロのシェービングはシェービングサロンや理容室などで受けることができます。専用の良く剃れる一枚刃のカミソリで、剃り残しなく、細かな部位にある古い角質もしっかり落としてくれますよ。正常なターンオーバーの周期は約１ヵ月。そのペースに合わせて月に一度、プロのシェービングを行うことで肌のターンオーバーが正常化され、徐々に、イキイキとした透明感のある肌になっていきます。シェービングが終わったあとの肌は、古い角質がなくなって化粧水や美容液などが浸透しやすい肌になっています。美白成分の入ったスキンケア用品でしっかりとケアをしていくことで、さらにシミを薄くしていくことができるでしょう。

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