
大学3,4年生で始まる就活。就活では見た目の印象も大事なポイントです。また、志望業界によっても、就活生に求められる見た目は異なります。今回は、銀行、保険、損保など、堅いイメージの金融業界向けの就活ヘアをお伝えします。
基本的に面接をするのは20代から60代までの、しっかりとした考えの人々です。幅広い世代の面接官に、短い時間で、社会人としての適性があることをアピールしなければなりません。そんな面接官に学生がアピールすべきなのは、清潔感と誠実さです。「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、堅い業界での就活スタイルは、清潔感と誠実さを第一に考えましょう。しかし、堅い業界だからといって「ただ地味にすればいい」というわけではありません。仕事に熱心な様子を見せるためには「活発さ」も重要なポイントです。
金融業界はとにかく保守的で堅いと言われています。そんな金融の面接においては、茶髪は良い印象を与えません。顧客からの信用を得ることが第一の業界なので、軽く見えてしまいそうな髪色は誠実さが感じられずNGなのです。金融を受けようと思っている人は、事前にきちんと黒染めをしておく必要があります。しかし、セルフで行う黒染めは、色が不自然なほどに真っ黒になったり、むらが出来たりしてしまうもの。余裕があるなら、美容院で行うと良いでしょう。
前髪は基本的に、お辞儀をして顔をあげた時にも邪魔にならないようにするのが鉄則です。また、快活な印象を与えるため、眉毛と額は極力出すのが良いでしょう。前髪をおろしたスタイルは、どこか幼い印象を与えてしまいます。どうしても前髪が伸びなかった場合は、すいて軽めにして、眉下あたりで揃えましょう。
前髪はどちらか片方に寄せて分け、落ちてこないように黒ピンかスプレー、ワックスで固定します。この時、ピンが額の真ん中に来てしまうとギャルっぽい印象を与えてしまうので、こめかみの辺りでピンが隠れるように留めましょう。ハードタイプのスプレーを使うと、一日中前髪が崩れません。
ショートやミディアムの場合は無理に結ばず、そのままおろした状態でOK。ただし、伸びかけのボサボサな状態はNGなので事前に美容室で、そのままでもきれいにまとまるように整えてもらうと良いでしょう。顔に髪がかからないように耳まわりの毛は長さを残しておき、面接では髪をしっかり耳にかけて、顔が面接官に見えるようにして下さい。お辞儀をした時に落ちてきてしまう場合は、耳元に隠しピンを入れるなど工夫をしましょう。
肩につくロングヘアの場合は束ねた方が無難。結ぶ時は顔周りの髪は残さず、耳をしっかり出して全て後ろで束ねます。ポニーテールの高さは、高過ぎると幼く見え、低すぎると不自然なので、耳と同じくらいの高さがベストです。髪を束ねた黒いヘアゴムは見栄えが悪いので、シュシュやバレッタなどのシンプルなヘアアクセサリーで隠しましょう。ハーフアップのスタイルも、清楚で落ち着いた女性らしさを出すことが出来るのでおすすめです。
どんな髪型でも、毛先の色が抜けてぱさぱさしていたり、枝毛が出ていたりするとだらしない印象になってしまいます。毛先のダメージに注意し、つるつるの毛先を保ちましょう。トリートメントした髪を蒸らして浸透させると、翌朝の髪がしっとりまとまります。また、オイルタイプのアウトバストリートメントは、毛先に潤いを与えてくれます。手っ取り早く効果が欲しい人は、美容室でトリートメントをするとすぐにつるつる髪に!さらに、結んだ髪からはみ出てくるアホ毛にも要注意。髪の毛を結ぶ前にはワックスなどでまとまりを良くすると、髪が落ちついて見えるため、清潔感のある仕上がりになります。
【参考】
おだんごの後れ毛をきれいにまとめるテクニック