着物にシミを作ってしまったときの対処法

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着物に赤ワインをこぼした!シミになってしまったときの対処法

女子大生ライターのあやかです。成人式の日、振袖に赤ワインをこぼしてしまって、大変な目にあったことがあります。特に落とすのが難しいと言われる赤ワインのシミ。正しい対応を知ってもしもの事態に備えましょう!

大事な着物に赤ワイン!こぼしてしまったときの対処法

 

成人式の悲劇!祖母の大切な振袖に赤ワインをこぼした

去年成人を迎えた私は、祖母から頂いた大切な振袖を着て成人式に出席し、夜は中学の同窓会に参加しました。成人式会場で会えない友人達と振袖姿で写真を撮るため、同窓会にも振袖を着たまま参加することに。当日は一生に一度の振袖姿に舞い上がりながらも、汚してしまうことのないよう、歩き方にまで気を遣って一日を過ごしました。ところが同窓会で久しぶりの友人に会った途端につい気が抜けてしまったようで、赤ワインをグラスごとこぼしてしまったのです。すぐにトイレに行き、濡らしたタオルで目立つ部分を叩いたり擦ったりしてシミを落とそうとしましたが、赤い振袖を着ていたこともあり、落とせているのかよく分かりませんでした。

業者に依頼しても、落としきれないワインのシミ

帰宅後、母に相談して、前撮りの際に利用した業者に連絡をしてみることに。実は前撮りのプランには成人式後のクリーニングも含まれていて後日利用する予定だったので、一度着物を持って行きシミ部分を見てもらうことになりました。2日後に向かったところ、プランのクリーニングでは赤ワインのシミは落とせないそうで、シミ抜きなど着物の細かいクリーニング専門の業者に仲介してもらいました。

業者からは「細かい柄がたくさん入った袖の部分に広く色素が入り込んでしまっているため、シミを完全に落とそうとすると柄に影響が出てしまう。」と言われ思っていた以上に広い範囲にこぼしてしまっていたんだと気付きました。目立たないくらいにシミを薄くすることは出来るとのことなので、お願いしました。

業者に依頼しても、落としきれないワインのシミ

業者に依頼しても、落としきれないワインのシミ

業者の方のおかげでシミはかなり薄くなりました。写真だと分かりにくいですが、やはりまだうっすらとワインのシミが残ってしまっています。

シミを作ってしまったら、すぐに業者に相談を!購入店など身近な専門家に相談にのってもらうと楽

もしも、大切な着物に赤ワインのシミを付けてしまったら…。赤ワインは色素が染料のように頑固に生地に付着してしまうので、汚れの中でもかなり落としにくいと言われています。なので自分で落とそうとせず、専門の業者に頼むのが定石です。普通のクリーニング店は一般的に洋服のクリーニングを専門にしているので、着物のシミ抜きのように難しい技術が必要な時は着物専門のクリーニング店を探しましょう。その時、着物を買ったお店や、私のように着付けなどで利用したところに連絡すれば、専門の業者を簡単に仲介してもらえるので、比較的楽に見つけることが出来ます。

こぼしてしまった!大切なのは、シミの広がりを防いで早めに対応すること

「専門の業者に頼るのが大切」とは言っても、「業者に預ければ大丈夫」ではないんです!赤ワインの色素はかなり落としにくく、プロでも落とせない事もしばしば。特に広範囲のシミと時間がたったシミは比較的落とすのが大変だったり、費用がかなりかかってしまうそうです。シミが落ちなかった、ということにならないためには、その場でまだ染みこんでいない水分を乾いたティッシュで吸い取って広がらないようにし、なるべく早く業者に持っていくことが大切です。

大事な着物を汚してしまわないためには、なにより赤ワインをこぼさないのが一番。酔いすぎに気をつけたり白ワインを選ぶなどの工夫で予防しましょう。

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