エステティシャン直伝の顔筋トレ

顔のシワやたるみは、顔筋の衰えから始まる

悩ましい顔のシワやたるみは、顔の筋肉が衰えたり、脂肪が減少することによって起こるもの。「人の表情を作る顔には、30種類以上の筋肉が集まっています。でも、普段は楽をしている筋肉がたくさんあるんです。」と、松本さん。私たちが普段の生活で使っている筋肉は、なんとたったの3割だそう。「のこり7割の、普段はゆるんでいる筋肉を鍛えることで、若々しく見えるようになりますよ。」

笑うときは目の下の「眼輪筋」を使うべし

目の下のシワやたるみを解消するのに効果的なのが、「眼輪筋（がんりんきん）」という目の下の筋肉。頬骨の高いところから目の下にかけてある筋肉です。
「笑うとき、みなさん口角を上げると思いますが、それだと口まわりの筋肉しか使っていません。目も笑ってください。」と松本さん。「上まぶたを閉じるのではなく、下まぶたを引き上げて、下まぶただけで目を閉じるイメージです。」とのこと。

「頬に人差し指を軽くおき、これをガイドにします。目の下の筋肉で、この指を上に動かしてください。これだけでトレーニングになります。」と松本さん。モデルさんやカメラマンさん、ライターの私も一緒にやってみましたが、これが難しい！意識を送っても、なかなか動きません。

イメージは半沢直樹の堺雅人さんのうすら笑い

悪戦苦闘していると、松本さんからアドバイスが。「ドラマ半沢直樹に出ていた、俳優の堺雅人さんを真似してみてください。シルク姉さんなんかもお上手ですね。」なるほど。頬骨をできる限り持ち上げて、下まぶたで目を細めるイメージですね。みなさんはできますか？

「すっごく難しいので、これができる人はすごいですよ。でも、意識して筋肉を動かそうとしているだけでも、エクササイズになります。」と松本さん。クイックイッと、眼輪筋を動かすのをやって見せてくれました。さすがです。

このトレーニングで眼輪筋を鍛えると、目の下のシワやたるみが改善するそう。いつでもどこでもできるので、ぜひ挑戦してみて。