
ニキビは基本的につぶしてはいけない肌トラブルです。しかしできはじめのニキビの場合、芯をきれいに押し出すことによってかえって早く治るものもあります。
ニキビには、炎症が起こっていない状態のものから、炎症を起こして濃化した段階まで4種類あります。つぶしても良いのは、ニキビの初期段階で炎症を起こしていない状態のニキビです。具体的にいうと、皮脂が毛穴につまった状態の「白ニキビ」と、皮脂が毛穴に詰まって黒く酸化した「黒ニキビ」を指します。炎症が起こってしまう前につぶして、皮脂とニキビの芯を押し出すことにより、アクネ菌の温床を断ち、悪化を防ぐことができます。
ですので、炎症が起こって赤く腫れた「赤ニキビ」や、さらに進行して膿が溜まった「黄色ニキビ」は、つぶしても良いことがありません。ニキビのケアは、状態の見極めとタイミングが大切です。
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皮膚科では、ニキビの押し出しの処置をしてくれるところがあります。ニキビをつぶして芯を押し出すのは、保険のきく医療行為です。
炎症が起こって赤ニキビになってしまうと、肌にとって大きな負担になってしまうため、その前に小さなダメージだけを与えて、ニキビの初期段階で炎症の元をなくし、素早く治してしまおう、という考え方です。病院でやっている行為ですが、コツをつかめば、自分でもニキビを上手くつぶすことができます。
まちがって赤ニキビをつぶしてしまわないために、白ニキビと赤ニキビの見極め方を知っておきましょう。赤ニキビは、その名の通り赤みを帯びて、腫れあがっているニキビです。毛穴ではアクネ菌が過剰に増殖し、炎症を起こしています。ものによってはしこりがあり、痛みやかゆみがともないます。赤ニキビは、治ったとしてもニキビ痕になって残ったり、色素沈着してシミになりやすいです。絶対に触ってはいけません。
まちがって赤ニキビをつぶしてしまわないために、白ニキビと赤ニキビの見極め方を知っておきましょう。赤ニキビは、その名の通り赤みを帯びて、腫れあがっているニキビです。毛穴ではアクネ菌が過剰に増殖し、炎症を起こしています。ものによってはしこりがあり、痛みやかゆみがともないます。赤ニキビは、治ったとしてもニキビ痕になって残ったり、色素沈着してシミになりやすいです。絶対に触ってはいけません。
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白ニキビを手でつぶすと、そこから雑菌が入って余計に悪化してしまいます。指や爪でつぶすのはリスクが高いため、このような方法でニキビを押し出すのが良いでしょう。
ニキビができ続けるということは、それだけからだの中のバランスがくずれているということ。食生活や睡眠リズムなどを見直して、ニキビができにくい生活を送ることが、本当のニキビ治療になるのです。