
夏の間に沢山の紫外線を浴びた肌。外からのケアも大切ですが、体の内側からも肌を美しくするために、美肌効果のある食べ物を積極的に摂るようにしましょう。
「季節に合わせて旬のものを食べましょう」と言われるのはなぜだか知っていますか?それは、「旬のもの」は、美味しいだけでなく、その時期に最も高い栄養価を持っているからです。健康と美容を効率よく手に入れるためには、「旬のもの」を食べるのが一番なのです。
今回は、「食欲の秋」を代表する、旬の美容食材を紹介します!
秋の代表的な魚といえばサンマ。サンマには、私たちの体の中で吸収しやすい良質のタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質の成分のおよそ30%はコラーゲンです。コラーゲンは、皮膚の奥深くの「真皮」の70%を構成し、肌の弾力を保ち、皮膚表面に栄養素を送る働きをします。つまり、コラーゲンが不足すると、肌の弾力が落ち、シワ・たるみの原因に、皮膚表面が栄養不足になり、シミ・くすみの原因になります。そんな大事なコラーゲン、実は加齢とともに体内から減少していくのです。
サンマの良質なタンパク質で、効率良くコラーゲンを摂取しましょう!
【選び方】
スーパーマーケットや魚屋で魚を買う時、しっかりと「選んで」いますか?同じ種類、同じ産地の魚でも質の良さ、味は様々です。せっかく買うのであれば良質のサンマを選びたいですよね!
以上の4つの点に気をつけて選び、新鮮で脂ののった美味しいサンマを食べましょう。
【おすすめの食べ方】
旬の脂ののったサンマは、塩焼きにして食べると美味しいですよね。そんなサンマの塩焼きの、美肌効果をさらにアップさせるためにおススメなのが、レモン汁をサンマにかけることです。レモンに含まれるクエン酸には代謝を高める働きがあるため、サンマの良質な栄養素を効率よく体に蓄える働きをしてくれます。
「サンマ+レモン」で、若々しい弾力のあるお肌を手に入れましょう!
ハロウィンの近づくこの時期に街中で目にする野菜、かぼちゃ。かぼちゃには、ハロウィンを彩るだけでなく、「若さのビタミン」と呼ばれるビタミンEが豊富に含まれているのです!
ビタミンEには抗酸化作用があります。私たちは日常生活の中で、活性酵素という細胞を酸化させてしまうもの、サビさせてしまうものを体内に蓄積してしまいます。これは毛穴が開いたり肌の老化を促進させます。そんな活性酵素の発生を抑える作用を抗酸化作用といいます。かぼちゃに含まれるビタミンEで、不要な活性酵素を退治しましょう!
【選び方】
かぼちゃ美味しさは鮮度で決まるわけではありません。スーパーでたくさん積んであるかぼちゃにも「当たり」と「外れ」の見分け方があります。
以上の4つの点に気をつけて、しっかりと熟成された、ホクホクの甘いかぼちゃを食べましょう。
【おすすめの食べ方】
かぼちゃの栄養素は果肉よりも皮の部分に多く含まれています。違いはなんと5倍!たっぷりとかぼちゃの栄養分を摂取するためには皮ごと調理するのがおススメです。ただし、農薬や害虫が付着しているおそれがありますので、皮部分をしっかりと洗ってから調理するようにしましょう。
おかずとして、おやつとして、幅広いかぼちゃアレンジを楽しみ、毛穴レスの若々しい肌を手に入れましょう!
柿はビタミンCを多く含みます。その量はなんとフルーツの中でトップクラス!柿を1つ食べるだけで1日に必要なビタミンCを補うことができちゃいます!
ビタミンCにはメラニンの生成を抑制する効果とコラーゲンの生成を促進する効果があります。メラニンは過剰に生成されると色素となり、肌に沈着してしみの原因になります。また、コラーゲンが多く生成されることで、肌に弾力が生まれ、しわやたるみを防いでくれます。秋の果物の代表格である柿を食べて、美肌成分ビタミンCをしっかり吸収しましょう!
【選び方】
柿には多くの種類があり、形も色も様々ですが、共通して当てはまる選び方のポイントがあります。
以上の4つの点に気をつけて、おいしい柿を楽しみましょう。
【おすすめの食べ方】
柿に含まれるビタミンCをより効率よく摂取するためにヨーグルトのようなたんぱく質と一緒に食べることをおススメします。デザートとしてヨーグルトに柿をのせるだけで、味だけでなく見た目もステキな秋色に変身しますよ!
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