ライターのIです。結婚式前の花嫁の皆さん、ドレス姿に向けて毛の処理は済んでいますか?式の前にエステやプロのシェービングで、肌に磨きをかけるのが理想ですが「ここで時間やお金をかけるのはもったいない」と考える人もいるでしょう。何にお金をかけるかは皆さん次第ですが、ブライダルシェービングとセルフシェービング、いったい何が違うんでしょうか?
Yahoo!知恵袋やみんなのウェディングでは、結婚式を控えた花嫁さんが、こんな悩みを質問していました。
結婚式まであと1か月です。予算がかなりオーバーして自分にかけるお金を削ることにしたのですが、背中の毛を自分で剃った方はいらっしゃいますか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q112533805
http://www.mwed.jp/ques/14392.html
式が迫り、毛の処理を自分でやるかプロに任せるかで悩んでいるようです。「普段通りの毛の処理」で済ませてもいいものなのか、実際に調べて、試してみました。
おざなりになりがちな背中のケアですが、ドレス姿では意外と背中は注目の的!ブライダルエステナビの調査によると、ゲストが結婚式の花嫁姿で気になったことのあるパーツでは「背中」が2位にランクインしています。(花嫁姿でがっかりしたランキング)この結果を考えると花嫁さんは、背中のケアと毛の処理をした方がよさそうです。
忙しい花嫁さんでもセルフシェービングなら、時間があるときに家でできます。サロンへの予約もいらないしお金をかけずにすむので、とても手軽ですよね。試しに、自分で背中をT字カミソリで剃ってみました。
まず、鏡の前に立って、髪をしっかりあげ、背中に泡立てたせっけんをつけます。右側の背中・肩を剃るときは左手で、左側を剃るときは右手でカミソリを持ち、腕を前から回して反対側の背中を剃ります。背中が鏡に映るように立って、鏡でカミソリの位置と動きを見ながらゆっくり剃っていきます。時々、鏡で毛が剃れているか(なくなっているか)を確認します。剃った後はせっけんを洗い流し、化粧水をしっかり塗って保湿をします。だいたい10分くらいで終わりました。
まず、お風呂場で背中を剃ろうとうすると鏡は曇りますので、毛が剃れているかどうかの確認は難しいです。お肌のダメージにはなりますが、何度かカミソリを滑らせないと、安心できません。一方直接剃れているか見ようとすると、首がつりそうになります。一番厄介なのは、凸凹の多い肩甲骨の辺り。更に悪いことに、この辺りは反対側の腕の動きと連動してしまうので、剃ろうとすると剃りたい部分が動いてしまい、きちんと剃るのが難しいです。さらに、首の下のうなじ辺りはカミソリが届かず、剃るのは至難の業です。鏡を見ずに、カミソリを逆さに持って「大体この辺り?」という感覚で剃ることならできますが、ケガを避けるため無理をしない方がよいと思います。
剃った後はシェービング剤を洗い流し、化粧水をしっかり塗って保湿をしました。背中の真ん中の方はほとんど剃れておらず、ところどころ剃り残しがありますが、自己処理の限界です。
剃った後、肌がどのようになったかというと…荒れてしまいました。
届かず剃れなかった肩甲骨の内側と比べ、剃った肩甲骨の外側の部分は毛はないのですが、赤いプツプツができて、肌荒れしてしまいました。正しいシェービング方法によると、シェービング剤はせっけんでなく専用のシェービングクリームを使い、保湿は化粧水だけではなく乳液を使った方がよいそうです。また、炎症を抑えるためにきちんと冷やすべきでしたと反省しています。肌荒れは、これらを怠ったことも原因かもしれません。
このように、自分ひとりでT字カミソリで背中を剃ったら、剃り残しができる上に肌荒れをしてしまいました。結婚式の前にセルフシェービングをするなら「肌荒れを起こさない」ことが大事なので、新品のT字カミソリで、友人や家族などに手伝ってもらい、シェービングクリームやフォーム、ジェルなどのシェービング剤を付けてから、優しく剃ってもらいましょう。また、剃った後は乳液タイプのもので保湿をすることと、冷たいシャワーや冷やしたタオルなどをしっかり当てるのも忘れずに。
シェービングサロンや理容室のブライダルシェービングは、自己処理よりも肌に優しく剃り残しがないというメリットがあります。 衛生面の厳しい審査をクリアしたサロンや理容室で、国家資格を持ったシェイヴィストに、自分では剃れない小鼻や耳、背中や腕の裏側なども丁寧に剃ってもらえるので、安心してお任せできます。またプロのシェービングでは、セルフとは比べ物にならない程の美しい仕上がりになります。なぜでしょうか?
人に剃ってもらうので、体勢がラクです。無理な体勢で身体のラインが凸凹になることなく、椅子に座るかうつぶせに寝ることで極力平らにして剃るので、肌に傷をつけるリスクを軽減できます。リラックスもできますよ
シェービングの技術に肌を引っ張りながら剃る「添え手」という技術があります。これによって毛を根本から、断面を斜めに剃ることができるので、次に生えてきてもチクチクせず、太く濃く見えることもありません。
自分では届かない襟足も剃ってもらえます。このあたりの毛はかなり濃く目立ちますし、髪をアップスタイルにしたときのおくれ毛や襟足の形も綺麗にしてもらえるので、後姿にさらに自信が持てます。
プロのシェービングでは、最後の仕上げでいろんな角度から肌を見て、毛の剃り残しがないかを丁寧に確認してくれます。少しでも毛が残っていたらきちんと剃ってもらえます。
プロのシェイヴィストさんは、プロだけが扱える専用の一枚刃カミソリを使います。このカミソリは、濃い毛だけでなく、細かい産毛や古い角質も一緒に剃り落としてくれるので、ピーリング効果で肌ツヤが増します。
プロのブライダルシェービングを受けた方の口コミを見てみると、
初めてのシェービングを行いましたが、とても丁寧に、そして極上のリラックスをさせてもらいました。結婚式に向け、素敵な気持ちで過ごせそうで、とても良かったです。美容のことも沢山教えてくれたので、勉強にもなりました。
もも子さん (20代後半/女性)カナタアネックス 小岩店
リラックスすることで、結婚式に向けて美意識やモチベーションをあげることができるのも、プロのブライダルシェービングのポイントです。
顔を傷つけることなく、やさしいタッチのシェービングで顔も身体も心もリラックスできました。ニキビのあるところでも気遣ってくれているような本当にやさしいやり方でテクニックを感じます。マッサージも気持ちよく、クリームのサービスもうれしいです。
ちーちゃんさん (20代後半/女性) レディアント 聖蹟桜ヶ丘関戸店
ブライダルシェービングは、挙式の3~7日前にするのがよいです。それより前にしてしまうと、毛が生えてきてしまい、直前だと肌トラブルが起きた場合に手当てができないので、気を付けましょう。肌が弱い方は、1か月前に試剃りをしておくと安心です。
気になる予算ですが、シェービングサロンだと、ブライダルコースは10,000~40,000円が相場で、時間は2~4時間程度かかります。エステサロン並みのマッサージやパックなどの肌ケアを受けられるところが多く、結婚式前に贅沢なケアで気分を高めるにはぴったりです。夜9時ころまで開いているサロンもあるので、お仕事で忙しい花嫁さんも安心です。
時間とお金がなくて、やっぱりシェービングサロンは諦めようかな…と思っている方は、床屋でのパーツシェービングがオススメ。背中、うなじなど特に気になるパーツだけシェービングをするなら、5,000円以下でプロのシェービングが受けられますよ。
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ブライダルシェービングなどでボディのシェービングを受けたあとは、家でも保湿ケアを大切に。
シェービングで古い角質と産毛がとれた肌は、スキンケアコスメの浸透がよくなっているので、しっかり保湿をすればもっちり・ぷるぷるの肌に仕上がります。
一番肝心なのは保水。お風呂上りには、何回かに分けて化粧水を少しずつ手に取り、手のひらを使って肌の奥に届けるつもりでパッキングしましょう。普段のスキンケアの3倍の保湿量を心掛ければ安心。化粧水を肌にたっぷりと入れたら、水分の蒸発を防ぐためにも、乳液・クリームでフタをしてください。
一生に一度のドレス姿をキレイに見せたいなら、プロのブライダルシェービングをしてくれる「シェイヴィスト」に背中ケアをおまかせするのが安心です。自己処理で肌荒れしてしまった方も、シェイヴィストに相談すれば、キレイな肌に戻すケアもしてもらえますよ。
また、脱毛に行っているから、毛が薄いから背中の毛の処理はいいかな、と思っている方も、襟足やうなじの毛のシェービングをするとさらにキレイな背中になります。また、脱毛ではなくならない細い産毛や、古い角質も剃り落とすことで、くすみが取れて肌ツヤが出るので、シェービングをぜひ一度体験してみてはどうでしょうか?心残りのない、素敵な結婚式になりますように!
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