
普段は唇の陰になって目立たないあご。実は白い角栓やニキビの温床なんです。あごのぶつぶつの原因と対処法、NGケアを紹介します。
鏡で唇の下を伸ばして、あごをよ~く見てみて下さい。白いぶつぶつができていませんか。あごは小鼻と同様、肌の皮脂汚れや古くなった角質がたまりやすく、毛穴がつまりがちです。皮膚が弱くて敏感なため、ニキビもできやすいのです。
毛穴詰まり程度では気づきにくい部位ですが放置すると炎症をおこし、痛~い赤いニキビが目立ってしまうことも。あごのニキビは跡になるとなかなか消えない部位でもありますから、美肌を保つためには早めの対処が必要です。
あごのぶつぶつは生活習慣や女性ホルモンの乱れが原因になっていることが多いようです。睡眠不足やバランスの悪い食事などが肌荒れを引き起こしたり、肌のターンオーバーを滞らせる原因となります。
また乾燥や洗顔料による刺激が過剰な皮脂分泌を招いている可能性もあります。さらには、洗顔時のすすぎ不足やあごを触るくせなど、普段のちょっとした行動が肌に負担を与えていることも。
色々な原因があるだけにあごのぶつぶつに悩んでいる女性は多いのではないのでしょうか。
お肌のケアの基本、毎日の洗顔を少し変えるだけでかなりの効果が期待できます。洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシは、NG。
肌の皮脂を全て落としてしまうので、過剰な皮脂の分泌につながります。あごのケアにおすすめなのがミルククレンジングでの部分洗顔。全体を洗顔する前に、肌に刺激の少ないミルククレンジングで唇の下だけ重点的に優しくマッサージしましょう。
陰になって洗いにくい部位なので、少し唇をかんで伸ばしたり舌で内側からおすなどしてしっかり洗います。洗顔後は冷水で数回すすぎ、毛穴を引き締めましょう。全体洗顔ではあごを他の部位より丁寧にすすぐのがポイントです。
おでこや頬を洗った後の汚れを含んだ水は必ずあごを通りますよね。この汚れが付着し、毛穴をつまらせる原因となるのです。皮膚に洗い残しが残らないようにしっかり流してください。
洗顔後の保湿を怠ると、肌が硬化しざらつきの原因に。皮膚が硬くなると毛穴の伸縮も悪くなり、つまりやすくなります。
さらに乾燥が進むと、肌を守るために皮脂の分泌が促進されニキビができやすくなってしまいます。つい忘れがちな部位ですが、唇下、あごにもたっぷり化粧水を塗って保湿しましょう。化粧水はケチっていては十分な保湿効果がありません。
高くて良いものを少しずつ使うより、値段を下げてでもたっぷり使えるものを選びましょう。充分湿らせた後は乳液などの油分で水分が飛ばないように保護すると良いです。さらに気になる方はあごにコットンでローションパックをするのも効果的です。
毛穴の汚れを取り除くには、肌を傷つけやすい角栓パックやスクラブよりも蒸気の力でのケアがおすすめ。
スチーマーだと肌に優しく、毛穴をお掃除できます。専用の美顔スチーマーがあれば便利ですが、蒸しタオルでも十分効果があります。
45度くらいのお湯に浸した蒸しタオルで肌を10分ほど蒸らしましょう。蒸らすことで毛穴が開いて汚れが取れやすくなります。その後すぐに、優しく丁寧にフワッと洗いましょう。表面の不要な皮脂だけキレイに取れて毛穴がスッキリしますよ。
あごの産毛は目立たないですが、よくみるとちゃんと生えています。産毛は皮脂と絡まり、毛穴をつまりやすくしています。
また古い角質はターンオーバーを滞らせる原因です。角質が肌に溜まると毛穴をふさぎ、化粧水の美容成分の浸透を妨げたり、ざらつきや乾燥にもつながるのです。
定期的にシェービングをすれば、産毛と古い角質が一緒にそぎ落とされます。とはいえ剃りすぎはお肌に負担をかけ逆効果。お顔そりに適した時期は生理後です。
月に1回程度、丁寧に処理しましょう。処理はカミソリの刃で傷つけないように要注意。陰になっている部分で剃りにくい…という方にはプロの力を借りるのもおすすめです。
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