毛穴と遺伝の関係

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大きい毛穴は遺伝のせい!毛穴と遺伝の意外な関係

身体の他の部分はあまり気にならないのに、顔の毛穴は女性なら誰もが気にするもの。毛穴が全く目立たない美しい肌と、毛穴が目立つお悩み肌。この違いには意外な事実が隠されているのです。

毛穴の大きさは皮脂腺の大きさ

毛穴は、実は皮膚に空いた「穴」ではなく、皮膚が落ち込んでできた「くぼみ」です。毛穴の出口付近には皮脂腺が開口しているため、毛穴の中は常に皮脂で満たされています。

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毛穴が大きいのは、遺伝のせいかも?

顔の毛穴の大小は、実は男性ホルモンの分泌量によって決まってしまいます。

思春期から出はじめる男性ホルモンは皮脂の分泌を促進し、毛穴の中にある皮脂腺を大きく発達させる働きを持っています。皮脂腺が大きいほど、毛穴が大きくなるのです。

つまり、男性ホルモンが多く分泌すればするほど、毛穴自体が大きくふくらみ、毛穴が目立つ肌になってしまうのです。

ホルモンの分泌量は遺伝によって左右されるもの。ですから、毛穴の大きい・小さいは遺伝による男性ホルモンの分泌量の多い・少ないによってほぼ決まっているのです。

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あきらめないで!工夫次第でボツボツ毛穴とさようなら!

10代のころから毛穴が大きくて目立つ肌質の方は、遺伝的に大きな毛穴を持つ人だといえます。このタイプのひとは毛穴が大きいだけでなく、皮脂が多くオイリー肌になります。

10代後半には毛穴の詰まりやニキビに悩まされることも多いでしょう。生まれつきの体質ですので、ある程度受け入れるしかないのですが、きちんとしたケア次第でその後の肌は違ってきます。自分の肌とうまくつきあい、毛穴を目立たなくする工夫をしましょう。

毛穴の大きさは遺伝によるもの、しかしあきらめず、前向きに丁寧なケアを心がけて美しい素肌を手に入れましょう!

参考
よしき皮膚科クリニック銀座院長 吉木伸子(2011)『素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典』池田書店
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