聞く耳セミナー 2015.11.10

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サロンが幸せになれる集客のコツとは?「聞く耳セミナー」レポート(2015.11.10)

理美容室に携わるオーナー・スタッフ向けのセミナー「聞く耳セミナー」が、2015年11月10日(火)に神奈川県にて開催し、のべ10名の理容師・美容師が集まりました。

お客様をもっと笑顔にしたい!幸せになって欲しい!と願う理容師の為の「聞く耳セミナー」

  • ◇日時: 2015年11月10日(火)10:00~16:00(入退場自由)         
  • ◇会場: ヘアリゾートフェニックス
  •   アクセス: JR南武線 「武蔵中原駅」徒歩1分(1階にローソンが入っているビルの2Fです)
  •   住所: 神奈川県川崎市中原区上小田中6-22-8 ナカハラアイト2F
  • ◇入場料: お一人につき2,000円(税込)
  • ◇定員: 20名

151110聞く耳セミナーの様子1

イベント概要

「聞く耳セミナー」は、2015年9月8日に開催され、大好評だった理美容師さん向けのセミナー。自分の「こうしたい」よりも、お客さんの「こうなりたい」「こうしてほしい」に耳を傾け、来店したお客さんの満足度をアップさせることで集客と売上向上を目指します。今回は2部構成で、第1部の講師にヘアリゾートフェニックス、理美容総合商社ケンズインターナショナル代表の坂下文夫氏、そして第2部の講師にヘアサロン集客広告会代表の村上徹氏を迎えて「聞く耳」を持つ理美容室になるためのノウハウを学びます。

イベント概要

 

新しい技術や商品、聞き慣れないノウハウを「よく分からないから」と避けてきた理美容師さん、これを機会に、技術・接客・広告などを見直し、お客さんに愛されるお店作りを始めませんか?理容・美容、オーナー・スタッフ問わず、皆さん奮ってご参加ください!

第1部 前年比売上20%以上の美容室オーナー兼理美容ディーラーが教える、”既存客に喜んでもらえる、簡単技術メニュー

  • 第1部「時流を読み、聞く耳を持てば 今日から”選ばれるサロン”になれる!」
  • 講師:ヘアリゾートフェニックス、理美容総合商社ケンズインターナショナル代表 坂下文夫

聞く耳セミナー第一部

講師の坂下氏は毎月前年比20%以上の技術売上アップを続けている元美容師兼ディーラー。実体験を元に、現在使用している薬剤、資源を新しく変えることなく、再来率アップを目指すためのノウハウを伝授。「髪と体と地球、そして理美容院のお財布に優しい簡単技術メニュー」として、レボウォーターなどを使ったお肌や髪のメニューを提案します!
さらに第一部では、北海道からメーカー社長をゲスト講師として迎え、理論と実技の披露も行われます。

第2部 ニュースレター・折り込みチラシのプロが教える、”お客様の心に届けるレター作成のコツ”

  • 第2部「答えは貴店の中にしかない!お客様の心に届くラブレターの作り方」
  • 講師:ヘアサロン集客広告会代表 村上徹

聞く耳セミナー第二部

第1部で学んだ知識や技術を、お客さんに「伝える」方法にフォーカスを当てたセミナー。店内POPやチラシ、ニュースレター、ブログ、HP、Facebook、ツイッターなどで活用できるお客さんの心に直接訴えかける”ラブレター”の書き方を伝授します。

講師は、ヘアサロン集客広告会 代表の村上徹氏。シェービングサロンや理容室・美容室の「似顔絵つき手書き集客チラシ」の制作代行を本業として行っています。著書に『楽しく売ろう!サロン!店販品!』(理美容教育出版刊、2008)、『新規集客の悩みから解放される本』(ヘアサロン集客広告会刊)

レポート 第一部:お客様のカラー・パーマを快適に&単価アップするための工夫

うる肌編集部のさくらがレポートをお届けします。第一部は、髪について。理容室や美容室でのカラー・パーマで、お客様はどんな不快感を抱いているか、その不快感をどうやって取り除くかについての勉強会でした。

151110聞く耳セミナーの様子2

理美容総合商社ケンズインターナショナル代表の坂下さんが進行していきます。「いま、サロンのカラー離れが進んでいる。サロンでカラーをしているのは1000人中120人しかいない。『自分でやるのと変わらないじゃん』と思い、家で染めている人が増えている。これを起こしたのは、理容師・美容師の責任です。」と坂下さん。「髪へのダメージを極力抑え、気持ちいいカラー・パーマ・ストパーをサロンで提供することが、お客さんが喜んでお金を払うことにつながる」と参加者へ語ります。

”熱くない・くさくない・染みない・かゆくない・チクチクしない・痛まない”カラー・パーマを実現するための商材をとして、嫌なにおいのしない、かつヘナほど髪がキシキシしないアロマのカラー剤「ナチュラルハーブカラー」、シャンプー・トリートメントだけでは洗い流すことのできていない残留薬剤を落とすアイテム「薬剤除去システム」、髪のキューティクルを開かせるための強アルカリ剤に代わる水「レボウォーター」を、実演を交えながら紹介していました。

 

さらに、特別ゲストとしてレボウォーターの開発者の片山さん(株式会社レドックステクノロジー 代表)が登場。レボウォーターの効果や、美容・理容分野以外での活用事例、水についてのトリビアを紹介しました。

151110聞く耳セミナーの様子4

最初は、見知らぬ人ばかりで固かった参加者の雰囲気がどんどんほぐれ、盛り上がっていくのを感じました。

 

レポート 第二部:欲しいお客さんだけを呼ぼう!「良いお客さんを呼ぶ」コツとは

お昼休憩をはさんで、第二部へ。講師は、ヘアサロン集客広告会代表 村上さん。村上さんが作った集客チラシの実例を交えながら、ワークショップ形式で集客について学びます。


151110聞く耳セミナーの様子5

 

村上さんは、「集客は、”数”ではなく”質”が大切」とのこと。

「”お店のカラー”と”お客さんの求めること”の相性が合わないと、お互い不幸になる」と言う村上さん。ある日、ヘアサロンに飛び込みで行ってヘアカットをお願いしたところ、接客のスタイルやヘアスタイルのセンスの相性が合わずに残念な思いをしたことがあったそう。「私が行ったサロンは、合う人にとってはすごく満足できるお店だと思う。なので、サロンは”どんなお客さんに来てほしいか”を言葉にして伝えるべき」と村上さん。

 

なので、「たくさん新規客が来たところで、サロンの求めるお客さんが来ないと、お客さんも満足しないし、サロンも苦痛になってしまう。だから、自分のお店に合う質のお客さん=リピーターに選んでもらえるようなチラシを作りましょう」と村上さんは伝えます。

151110聞く耳セミナーの様子1

 

次に、「自分のお店にとってベストなお客さん像は?」と投げかける村上さん。考える時間を少し取って、参加者一人一人名前を呼びながら、どんなお客さんが欲しいか・どんな常連さんが多いかを引き出していきます。

 

回答では、「韓流アイドル好きなお客さん(自分も好きなので)」「自分と同年代で、”かわいい”の感覚を共有できるお客さん(提案しやすく、接客してて楽しいので)」「お金を持っていて、自分と同年代のお客さん(同年代の悩みに応える高単価メニューがあるサロンなので)」「疲れているお客さん(リラク設備のあるサロンなので)」「公務員のお客さん(常連さんに多く、悩みや感覚が理解できるので)」「髪にいっぱい悩んでいて、相談してくれるお客さん(たくさん提案できるので)」などが挙がりました。

 

実際にチラシを作る上では、理想のお客さんを相手にして、その人にラブレターを書くような気持ちで書いていくと良いそうです。

村上さんの作ったヘアサロンのチラシを何枚か配りながら、具体的な事例を説明していきます。

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村上さんの制作するラブレターのレシピとしては「どんなお客さんを満足させるのが得意なのか…宛先を明記する」「受けるとどうなるのか…お客様の声を載せる」「誰が施術するのか…一番の売り物である”人”の自己紹介をする」などがあるそうです。

参加者の意見や、サロンの状況を引き出しながらのワークショップ形式の第2部は、笑いの絶えない盛り上がったセミナーになりました。

 

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