赤須玲子先生による講習会 2015.12.7

美容皮膚科医の赤須玲子先生による講演会と、お顔そりエステ実技セミナーが2015年12月7日に東京にて開催され、200名を超える理容師・理容関係者が集まりました。

赤須先生とクラシエフェイシャルアドバイザーのお顔そりスキンケア講習会

• ◇日時：　2015年12月7日（月）　13：00～15：40
• ◇会場：　ホテルサンルートプラザ新宿1F　芙蓉の間
• 住所:東京都渋谷区代々木2-3-1
• アクセス:JR新宿駅南口から徒歩3分
• ◇入場料：　2,000円　※要予約
• （当日受付にてお支払い下さい。）
• ◇主催：　日理株式会社　東京店
• ◇申し込み：お近くのクラシエ化粧品を扱う代理店・ディーラーよりお申込用紙をお受け取りください。※満席になりました
• ◇定員：200名

第一部：～美容皮膚科医が教える～「顔そり」スキンケア　著者赤須玲子による講演

第一部は、赤須玲子先生による講演でした。

美容皮膚科医の赤須玲子先生は、東京・六本木の皮膚科クリニック「赤須医院」の院長。書籍『赤ちゃん肌に変わる「顔そり」スキンケア』の著者です。皮膚科医の視点から、お顔そりを取り入れたスキンケアを推奨するという内容で、お顔そりを頑張る女性理容師さんの間で評判の本です。

赤須玲子『赤ちゃん肌に変わる「顔そり」スキンケア』マキノ出版 2009年

「子供の頃に床屋さんで顔そりを受けて、気持良かった記憶がある」という赤須先生。皮膚科クリニックの現場で顔のレーザー脱毛治療と顔そりをおこなううちに、”顔の毛がなくなると肌がキレイになる”という患者さんを目の当たりにしたそう。

今回のセミナーでは、赤須先生が現場で見た一般人の顔そりの実情や、顔そりのメカニズム、顔そりのメリット10個、顔そりを行う時の注意点、注意すべき皮膚病7つ、脱毛と理容の共存方法、一般の方がよく出る質問5つとその回答などを解説しました。

皮膚の構造図やイラストを使ったわかりやすいスライドを交えた解説だったため、スライドの写真を撮る参加者が目立ちました。

第一部の講演後、休憩時間中にロビーにて書籍の販売会＆赤須先生のサイン会を実施。40名を超える行列で、廊下が人でごったがえするほど大盛況でした。

希望者が殺到した赤須先生のサイン会

第一部に参加した女性理容師の声

関東だけでなく長野や茨城などからも、赤須先生の話を聞こうと理容師が集まった今回のセミナー。参加者に、第一部を聞いた感想をインタビューしました。

「（顔そりをするうえで）危ないことと（顔そりをすると）良いことの話が、すごく参考になりました！」志茂 真希さん（東京都）

「（赤須先生は）女性理容師の間で話題だったので、今日は直接先生のお話を聞けて良かったです。（私たちがやってることは）『やっぱりまちがってなかったんだな』という感じで。自信を持って（お客様に）オススメできそうです。」串田 奈美さん（東京都）

「顔そりは思春期のニキビに良いということを再認識しました。ウチは中高生のお子さんを持つお客さんが来るので、メンズコースのアピールに活用できそうです！」時田 春子さん（千葉県）

「先生の初版の本を持っているくらい気になる方だったので、直接聞けて良かったです。ものすごい心強かったです。」黒川 優子さん（千葉県）

「すごく良かったです～！やっぱりお医者さんが言ってもらえたというのが良かったです。『顔そりはウイルスを排除する』って話がでていましたけど、ウチのお客さんでも花粉症の人が（顔そりを受けて）赤くならなくなったという事があったので、アレルギーにも良いんだなということがわかってよかったです。自身がつきました。」坂尾 智恵子さん（埼玉県）

第二部：お顔そりの化粧品「クリエステボーテ」を使用したエステ実技セミナー

第二部では、クラシエ　フェイシャルアドバイザーによるお顔そりエステの実践セミナーが行われました。クラシエ　理美容情報開発コンサルタント　チーフコミュニケーターの髙橋さん（写真左）が解説＆アシスタントを担当。岩手・盛岡のクラシエ　フェイシャルアドバイザー瀬川さん（写真右）が実技を担当しました。

クラシエ　フェイシャルアドバイザーによるお顔そりエステ実技セミナー

お顔そりのための薬用化粧品「クリエステボーテ」は、クラシエが開発した女性のお顔そり専用コスメ。こちらのクリエステボーテ化粧品とレザーを使った「マイルドシェービング」の実技セミナーとして、今回は20分のクイックコースの実演・解説が行われました。

クラシエのお顔そり専用化粧品「クリエステボーテ」を使用

実演中は、「ひざかけはできるだけ長めのものを使い、ヒザの部分をくっと下に入れ込んであげると安心する」「タオルの色や、化粧品の香りにも気を遣って」「蒸しタオルは、男性よりも温度を下げて」「カミソリはなるべく寝かせた角度で、お肌に無理がないように」「剃った毛と角質はすぐ捨てずに、施術の最後に見せて、視覚で実感してもらう」「施術が終わって椅子を起こしたら、手鏡で仕上がりの違いをお客様に見ていただく」「外に看板やのぼり、タペストリーを出さないと、気づいてもらえない」など、現場ですぐ実践できるようなさまざまなコツが伝授されました。

1回剃り・20分2千～2千5百円単価のお顔そりエステ「クイックシェーブ」を実演

今回実技を体験してもらったモデルのイズミさんは、顔そりをするのは初めてだったそう。普段はエステティシャンとモデルのお仕事をしている方です。感想を聞いてみたところ、「痛くなくて良かった」とまず一言。「ハケのマッサージが気持ち良かったのが意外だった。普段は自分でエステをするが、月に1回なら、顔そりに行ってもいいかなと思った」とのことです。

3時間弱という短い時間でしたが、200名の理容師さんが集まった今回のセミナー。告知後、数週間で満席になったほど注目されており、当日も大盛況となりました。