
時代時代によって、流行する眉毛の形は変化します。意志をハッキリとみせる太眉や、女性らしい細くて長い眉など、変幻自在に眉の形が変わる一方で流行に敏感な女性ほど頭を痛めるのが“細眉にしたあと、眉が生えてこない”という問題。眉は一度生えてこなくなると、手の施しようがないのでしょうか?
細眉の流行の波は、時代によって繰り返されます。しかし、今は太眉が人気のトレンド。
細眉時代に毛抜きで眉を作り込んだ人が、その後にまったく生えてこなくなって困っているようです。太さがあるナチュ眉が全盛期となった今、眉を復活させる方法はあるのでしょうか。
眉毛の処理方法には毛抜きや眉ばさみ・カミソリなどがありますが、毛抜きを使っている方は要注意!毛抜きでの眉毛の処理は、カミソリや眉バサミに比べて、毛根へ大きなダメージを与えます。
眉毛とは、もともと毛根がしっかりとしていて抜けにくい性質の毛。毛抜きで無理に毛を引っ張ってしまうと、毛根の毛をつくる細胞が傷つき新しい毛が生えてこなくなることがあります。
どんなに細眉が流行っても、抜きすぎは禁物!なるべくカミソリや眉ばさみでお手入れをしましょう。
そんな細眉さんに試してほしいのが、眉毛の育毛剤、美容液です。眉全体が薄かったり、毛が短い、細いなどの悩みに対応する医薬品で、ノヴェルモイの「まつ毛とまゆ毛シリーズ 薬用育毛ミニエッセンス(2,700円)」や「アヴァンセ ラッシュセラムEX(1,944円)」などがあります。
これら育毛剤は、眉毛とまつ毛両方に使用できるタイプのものが多く、育毛効果のある薬効成分を配合し、血流や新陳代謝をアップさせ毛母細胞を活性化させるのだとか。一日に数度、眉に塗布するだけなので朝のメイク前や、寝る前のスキンケアに取り入れるだけという手軽さも人気の理由のようです。注意点は、まったく毛が無い場合は難しいということと、すぐに劇的な変化は見込めないこと。ちょっとでも生えている眉毛がある人は、有効な手立てです。
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理容師は眉カットのプロ。美容室やコスメショップではなく、理容室やシェービングサロンのお顔そり&眉カットで、眉をはっきりさせることが可能です。目~眉まわりの産毛をカミソリで剃り、眉の部分の産毛を残します。そうすると、眉のまわりが白く明るくなり、眉の輪郭がくっきり見えるように。
セルフシェービングで顔の産毛を剃るよりも、理容師さんにお願いしたほうが、より確実にキレイに仕上げてくれます。お願いするときは、顔のシェービングと眉カットをオーダーしましょう。
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このほか、美容整形外科では眉毛の植毛という施術もあります。自分の後頭部や側頭部の毛髪を植毛するので、違和感なく半永久的にバランスのよい眉毛を維持できるのだそう。
眉毛はその時代によって、人気のある形は異なります。流行を追って整えすぎると、その後の眉毛にも大きく影響を及ぼすので、やりすぎは絶対にNG。自然な自分の眉と長くお付き合いするためにも、ハサミでカットをして形を整え、余分な毛は剃るというお手入れを試してみてはいかがでしょうか。
サロンの眉シェービングで、くっきり眉に近づけよう!