これで完璧!日焼け止め基礎知識

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SPFやPAって結局何!?正しい日焼け止めを選ぶための基礎知識

9月にさしかかり夏も終わりが見えてくるこの頃。しかし、まだまだ日焼けには気が抜けません。今日は、SPFやPAの意味など、日焼けについての基礎知識をまとめました。


SPFやPAって結局何!?日焼け止めの基礎知識

日焼け止めの役割はUVA、UVBの2つの紫外線から皮膚を守ること

ご存知、日焼け止めは皮膚に当たる紫外線をブロックすることによって、日焼けや皮膚の老化を予防する製品。

紫外線は目に見えない電磁波のこと。大気を通過して、私たちの肌に影響を及ぼすのがUVA、UVBの2つ。

●UVAは一年中降り注ぎ光老化の原因に
UVAは、地上に届く紫外線の約95%を占め、大気中で衰えず通年で降り注ぐのが特徴。波長が長いため肌の真皮まで届いて肌繊維を破壊し、「光老化」と呼ばれるシミ、シワ、たるみの原因になります。過去記事「光老化を防げ!「日焼け止めは一年中」が新常識」の原因はUVAだったんですね。
●UVBは夏に現れる、目にも影響を及ぼす電磁波
UVBとは、地上に届く紫外線の約5%を占め、夏に多く降り注ぐのが特徴。強いエネルギーを持ち、日焼け、シミの原因になります。また、目に危険という特徴も持つので、サングラスなどで目を保護することが大切です。

日焼け止めの役割はUVA、UVBの2つの紫外線から皮膚を守ることなんですね。


SPFとPAは、紫外線から肌を守る指数や効果を示したもの

SPFとPAは、紫外線から肌を守る指数や効果を示したもの

よく見る「SPF」と「PA」は、紫外線から肌を守る指数や効果を示したもの。使用時のシチュエーションによって適切な日焼け止めを選ぶことができます。

●SPF日焼けや炎症を引き起こすUVBを防ぐレベルを示す
SPFはサン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略で、日焼けや炎症を引き起こすUVBを防ぐレベルを示しています。1SPFで約20分間UVBを防ぐという意味。つまり、よく見る35SPFなら20×35=700分=11時間40分の間UVBを防いでくれるんですね。また、日焼け止めを重ねて塗った場合には高い方の値が効果を示すので、重ね塗りをしても効果は上がりません。(SPF15の日焼け止めとSPF30の日焼け止めを塗った場合、SPF30の効果が期待できます。)
●光老化を引き起こすUVAを防ぐレベルを示す
PAはプロテクション・グレイド・オブ・UVA(Protection grade of UVA)の略で、光老化を引き起こすUVAを防ぐレベルを示しています。PA+で色素沈着を起こす時間を2~4倍に伸ばすという意味。2013年からPA++++が導入され、4段階評価が行われるようになりました。肌老化を防ぐためには、PA+++以上のものを選んだほうがいいと思います。

SPFやPAって結局何!?日焼け止めの基礎知識

効果の強い「紫外線吸収剤」と肌に優しい「紫外線散乱剤」

日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。

 

●紫外線吸収剤は紫外線を吸収して紫外線の肌への進入を防ぐ
紫外線吸収剤は、日焼け止めが肌の表面で紫外線を吸収して肌の内部に紫外線が侵入することを防ぎます。日焼け防止の効果が非常に高く、白浮きしづらいというメリットがある反面、吸収した紫外線を化学反応によって赤外線や熱に変えて外に逃がすので、肌への負担がとてもかかってしまいます。
●紫外線散乱剤は紫外線を反射・散乱させて肌への進入を防ぐ
紫外線散乱剤は、紫外線散乱剤は、日焼け止めが紫外線を反射・散乱させることで肌の中に紫外線が侵入することを防ぎます。紫外線散乱剤は紫外線吸収剤に白浮きしてしまいやすいのですが、肌に優しいので肌が敏感な方でも使用できるメリットがあります。

 

それぞれの日焼け止めの使用感をまとめました。

効果の強い「紫外線吸収剤」と肌に優しい「紫外線散乱剤」

どの日焼け止めを選ぶかは肌の刺激や塗り心地など、何を優先するかで決めても良いでしょう。
過去記事の「30代から要注意!シミができる仕組みと予防法」を読むと私自身も日焼け止めの必要性をヒシヒシと感じます!一生ものの肌に塗るものだからこそ、使う時と場合、場所によって自分に合った使いやすい日焼け止めを見つけましょう!

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