
こんにちは、女子大生ライターのさおりです。今回は、以前から気になっていたセルフワックス脱毛に挑戦してみました!その様子をレポートします。
ワックス脱毛とは、脱毛したい部分に温めたワックス剤を塗り、上から専用の不織布を当てて引き剥がすもの。ワックス脱毛でアンダーヘアの処理をすることをブラジリアンワックスと言います。アメリカでは一般的なVIOラインの処理方法で、「Sex And The City」などの人気海外ドラマの影響もあって、日本でも徐々に普及し始めているようです。私もワキやアンダーヘアが中々きれいに処理出来ないことに悩み、手軽に広範囲を脱毛できるワックス脱毛を愛用するようになりました。ちなみに、毛抜きや家庭用脱毛機など他の脱毛方法の比較は「手軽さより『肌に合うか』で選ぼう!セルフ脱毛の方法」に書いてあるので参照してみてくださいね。
ワックス脱毛に必要なものは、「ワックス」、ワックスを肌に塗るためのアイスの棒のような「スパチュラ(ヘラ)」、ワックスの上に乗せる不織布の「ストリップス(シート)」の3つだけ。今回試した「ANGELICA WAX」はドラッグストアや、ソニプラなどの雑貨店、ネットショップで購入可能です。
ワックスはすくうと水飴のように伸び、付着するとベタつきます。色や匂いはべっこう飴のような透明感のある茶色で匂いもそのもの。脱毛クリームのような鼻につく匂いはありません。実はブラジリアンワックスに使われるワックスの原材料は砂糖やレモン、はちみつなので砂糖と水から作られるべっこう飴と似てるんですね。材料にはちみつが含まれている関係で温度によって固さが変わってしまうので、冬など気温が低い時には温めて使います。「固めだけど、スパチュラ(ヘラ)ですくえる」ぐらいの固さがベスト。
スパチュラ(ヘラ)は片手で握りやすいように細長く、材質も木なのでアイスバーの棒のよう。ワックスをすくうだけなので洗って繰り返し使えますが、使いきってしまったらコンビニやスーパーでもらえるアイスのスプーンでも代用可能です。
ストリップス(シート)は長方形の形をした不織布のこと。こちらは使うとワックスが付いてしまうので使い捨てです。ボディ用とワキ・アンダーヘア用でサイズが違いますが、脱毛部位に合わせてカットして使います。
では、手順を見ていきましょう。ワックスもストリップス(シート)も毛の流れに沿って密着させ、剥がす時は毛の流れに反して剥がします。
1.ワックスを「固めだけど、スパチュラ(ヘラ)ですくえる」ぐらいの固さになるように温める。(夏なら多分常温のままで大丈夫)
2.ワックスをスパチュラ(ヘラ)ですくい、乾いた状態の脱毛部位に毛の流れに沿って塗る。
3.ストリップス(シート)を乗せ、上から毛の流れに沿ってなぞり密着させる。
4.肌を抑えて引っ張りながら毛の流れに反して引き剥がす。
手順は簡単な4ステップ。カミソリをなぞらせるのに比べると時間はかかってしまいますが、引き剥がした部分はきれいに脱毛されてしばらく生えてこないので、しばらく放置できると考えると大した手間ではないかも。
ワックス脱毛をした後は脱毛部位も、ストリップス(シート)を上からなぞった手も、剥がしたストリップス(シート)もベタつきます。加えて、ワックスを肌に密着させるには肌が乾燥していないといけないので、同じ箇所を続けて脱毛するには「脱毛→流す→よく拭く」の流れを繰り返す必要があります。
脱毛というと想像されるのが痛み。痛みはもちろん個人差がありますが、自分のタイミングで抜くことが出来るので心構えができることもあり、耐えられないほどの痛みではありませんでした。ただ生理前など肌が敏感な時は避けたほうがいいかもしれません。
また、毛がストリップス(シート)に張り付いていないと抜けないので少なくとも1cm弱の長さが必要なので常にツルツルじゃないと嫌な人には他の処理方法の方が向いていると思います。
今回は腕をセルフ脱毛しましたが、まだワックス脱毛といえばサロンで施術してもらうのが一般的。しかし、料金もVIOだと1回5,000~7,000円とそれなりにかかってしまいます。
セルフのワックス脱毛であれば、VIO1回分2,500円(税込)ぐらいから販売されており、自分のタイミングで施術することができます。サロンに通った方が時間がかからないのもきれいに仕上がるのも分かっているのですが、サロンにかけるだけの経済的余裕ができるまで、広範囲を脱毛したい箇所はセルフでワックス脱毛を続けたいと思います。夏などのプールや海に行く前のVラインのムダ毛処理にはもちろんですが、旅行やお泊りデートの前にもおすすめですよ!