
営業部のミムーです。うる肌シェービング掲載中のお美顔利休 ジャポネイゼ(千葉県 松戸市)が、お店の個室をDIYでリフォームするということで、その様子を密着取材しました。
DIYが得意なオーナーの小山内秀樹(おさない ひでき)さん。実は20年前、お店全体を”南フランス風”にリフォームした経験があります。
小山内(おさない)夫婦
20年前にお店を”南フランス風”にリニューアル
奥様の好恵(よしえ)さんの実家は床屋さん。理容師のお母さんが着物で仕事をする姿を見て育った好恵さんは「自分も着物姿で働きたい」と思うように。そこで今回は、お店の個室を和服とマッチする”大正ロマン風”にリフォームすることを決意しました。
2016年8月から着工開始。秀樹さんは店休日に近所のホームセンターに通いつめ、店員に何度も相談しながらコツコツと作業を進めていったのだとか。
改装前(左が和室、右が水回り)
今回、リフォームデザインの参考にしたのは、映画監督の小津安二郎(おづ やすじろう)さんが常宿にしていた旅館の「茅ヶ崎館」。実際に宿泊し、本物の建造物を研究。アンティークの小物なども、イメージに合わせて自ら買い付けました。
自ら買い付けたアンティーク
さらに、本格的な坪庭を作るため「テレビチャンピオン ガーデニング王決定戦」(テレビ東京)優勝者、神田隆さんに自ら問い合わせをし、弟子入りを志願。数ヶ月間下北沢に足を運び、ガーデニングの座学や技術を学びました。
完成した個室がこちら。
完成した和室
「イメージ通りに仕上がった」と小山内夫婦も大満足。和服が映える素敵な個室ですね。縁側でお茶しながら、庭園を眺めることができます。
水回りもこんなにキレイに
坪庭(※こちらの完成は2017年の夏頃を予定)
一番苦労したのは床板の張替え。まっすぐ板を並べないと、踏んだ瞬間音が立つため、3回も張替え直したそうです。費用は80万円。
※和室の一部や坪庭は未完成です。最終的な完成はもう少し時間がかかるとのこと。
自作でお店を改装する上で大切なのは「やはり地道に勉強すること」と秀樹さん。「本を買い漁って勉強し、理想とする建築物やアンティークに触れて研究しました。困ったことあれば、その道のプロの方にすぐ相談することも大事ですね。最初は大変ですが、お客様の喜ぶ姿をイメージすれば作業も苦ではありません。」とのことです。
「改装でお悩みの方、お気軽にご質問ください。」
「今後はカットや顔そりなどの技術的なサービスだけでなく、お客様が過ごす空間や時間をもっと大切にしたい。」と話してくれた小山内夫婦。お茶でも飲みながらゆったりくつろげる、さらに居心地の良いお店作りをしていきたいとのことです。
最終的な完成が待ち遠しいですね。
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お美顔利休 ジャポネイゼ
〒270-0024千葉県松戸市六実2-4-6
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